カテゴリー「14 田中 大輔」の8件の投稿

2016年11月21日 (月)

エイト社員ブログ 「息子からの贈り物」

「父ちゃん、これ!」と言う言葉と同時にボールが
僕の目の前に飛んできた。
慌てながらも何とかキャッチすると、
僕の手にはちょっと薄汚れた公式野球ボールが握られていた。

息子は小学1年生から高校3年生までの約12年間、
野球というスポーツに生活のほとんどを費やしてきた。
親の僕から見ても「よくやるなぁ」と思うくらい
毎日トレーニングや自主練習を欠かさずにやっていた。

必然的に親の僕にも早朝からの弁当作りや始発前の送迎などの
負担が掛かってきたのだが、息子の熱心さを見るとやらない訳には
いかずに、できる限りのことはやってきたつもりでいた。

そして迎えた高校3年生の春、夏の大会前の練習試合で
ダイビングキャッチをした際に肩を脱臼してしまった。
その怪我が原因で本番の夏の大会ではメンバーから外れてしまって
本人的には非常に不本意な最後となってしまい、僕自身もかなり凹んだ。

そしてチームが最後の試合を終えた日に
息子の野球人生も終わりを迎えたのだが、
僕の手にボールが握られたのはちょうどその日だった。

改めて手にあるボールに目をやり、「これ何?」と聞くと
「俺が最後に使ったボール。やるよ! 今までありがとう。」と
ぶっきらぼうな返事が返ってきた。

その言葉を聞いた瞬間、12年間の様々な記憶が蘇ってきて
目頭があつくなってしまい、
「お疲れさん、こっちこそありがとな。」と簡単な言葉を
返すのが精一杯だった。

数々の感動や喜びを与えてくれてホントにありがとう。
また肩が治ったら一緒にキャッチボールしような!

特別養護老人ホーム エクリプスみなみ野 施設長 田中 大輔

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2014年11月25日 (火)

エイト社員ブログ「『阿吽』の呼吸」

ふつう「阿吽」の呼吸と言えば、
慣れ親しんだ間柄でお互いの意思疎通が言葉を介さなくても成立し、
行動が連携するような状況のことを指す言語であると認識しております。
が…先日ある講習会に参加する為に
都内まで行った帰りの電車の中でその出来事は起こりました。

まだ17時をちょっと回ったくらいの時間でしたので
電車内はさほど混んではおらず立っている人もまばらな状況で、
私は進行方向左側の扉の横に立っておりました。
その隣?の椅子の端側には50代くらいと思える女性が
大き目の荷物を幾つか持ち座っていました。

ある駅に到着し、私が立っている扉とは反対側の扉が開くと、
私の背面でその女性が慌ただしく動き始めました。
ふつうは駅到着寸前くらいで降車準備をするものだと思いますが、
その女性は失念をしていたのか扉が開いてから慌てて降りようとしておりました。
私も何となく気になり女性の動作を横目で追っていると、
何とか降りるのは間に合いそうな雰囲気でしたが…!!
明らかにその女性の物であると思われる荷物が
網棚の上に置き忘れられている事に気が付きました。
アッと思い女性を見ると、その女性はホームの上で忘れ物に気が付いたのか、
こちらを振り返っておりました。
私は咄嗟に荷物を掴み、放り投げて渡してあげようかと思ったのですが、
私と女性にはちょっと距離があり(汗)躊躇していたその瞬間、
扉の横に立っていた男性と目が合う、
すると彼は私に投げろと言わんばかりに両手を広げた。
私の投げた荷物は彼の手でしっかりと受け止められ、
閉まりかけた扉に引っかかりながらも持ち主である女性の手に渡たす事ができた。

動きだした電車の中で私と彼は微笑みながら軽く会釈を交わした。
名前も年齢も何も知らない者同士でも瞬間的に目的が一致した事で
「阿吽」の呼吸が実現した喜びを感じ、
ちょっと幸せな気持ちになりながら家路につくことができた。
ありがとう。

田中 大輔

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2014年10月27日 (月)

エイト社員ブログ「世界一幸せな給与明細」

「給料日」なんて素晴らしい響きだろう。
たぶんこの言葉が嫌いな人はこの世の中にそうそういないだろう。
御多分に漏れず私も大好きである。

数か月前、私は成田空港の立ち上げ業務の為、成田市内の
会社に借りて頂いたアパートで寝起きをしながら業務にあたっていた。
立ち上げ当初は石原部長にも1カ月半ほど応援滞在していただき、
男二人暮らしでの生活であったのだが、
5月の中旬からは私1人が残り業務にあたる事となった。

毎日朝5時過ぎにはアパートを出て、戻ってくるのはいつも23時近く。
そんな日々が続く中、その日もコンビニ弁当をぶら下げて帰宅し、
郵便受けの中を見ると本社からの郵便物があった。
手に取ると同時に今日が給料日であったことに気付き、
その中身が給与明細である事の察しがついた。

部屋に入り食事を済ませた後、
普段の月ならそんなに急いで見る事はないのだが、ふと封筒が気になり
中の給料明細を見ようと開封してみた。
そこには予想通りの明細が入っていたのだが、
その明細にピンク色の付箋がついている事に気付き見てみると、
そこには総務のある女性社員が書いてくれた
私の体調を気遣う言葉と似顔絵があった。

正直、成田での業務が辛くなかったわけではなく、
孤独感を感じながらの日々は少々自分の心を脆くさせていた。
しかしその付箋を見たとき決して自分は1人ではないと思うことができた瞬間、
目に熱いものがこみ上げてきた。
成田を引き上げるその日までデスクのパソコンに
その付箋を貼り付けさせてもらい、何度も励ましてもらった。

あれから数か月が経ち、
諸々の事情により今も給与明細を自宅に郵送してもらっている。
そして数日前、自宅の郵便受けに本社からの郵便物が来た、
そしてそこにはまたピンクの付箋が…これでまた、しばらく踏ん張れる!!!
ありがとう。
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田中 大輔

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2014年9月 1日 (月)

エイト社員ブログ「息子」

まったくもって汚い…
我が家の玄関の床は、ここのところ毎日土埃でいっぱいだ。
その土埃を撒き散らす主は高校1年生になる我が家の三男坊である。

夏休みに入ってからというものの、
ほぼ毎日のように彼は野球部の練習に出かけ、朝は早い時には4時起きで、
帰ってくるのは夜の8時を過ぎる事も多々である。

そんなハードスケジュールの中でも
彼は家に帰って来ると必ず毎日、どんなに疲れてフラフラになっていても、
野球道具の手入れを欠かさず、自分のユニフォームを洗濯し、弁当箱を洗う。

野球道具の手入れをするのは野球人としては当たり前の事であるが、
洗濯と洗い物はなかなかできるものじゃないと感心する。
はっきり言って高校時代の自分には絶対にできなかった事である。

いつ頃からやり始めたのかは定かではないが、
決して親の私から強制してやらせた覚えはないし、
手本を見せられていた訳でもない。
きっと自分自身で、野球をやる以上は最低限自分の事は自分でやろうと
思ったに違いない。そしてそれを何年も継続している。

そんな彼の姿は親であるはずの私にいつも何かを問いかけてくる。
息子に親であるはずの私が学ばされる事は決して少なくない。
いつか胸を張って親であると息子に言える日が来るように
私自身ももっと多くを学んでいかなくてはならない。
そんな気持ちにさせてくれる彼に一言…ありがとう。
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田中 大輔

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2014年2月 3日 (月)

エイト社員ブログ「八王子リトルシニア卒団式」

11月24日、2013年度八王子リトルシニアの卒団式が行われた。
息子が入団してから2年半、本当にあっという間だった。

「子供と同じ高さで身近に野球と接せられるのは中学生までだよ、
でものんびりしていると、あっという間に終わっちゃうよ」と
ある方に言われたのを思い出した。

この2年半の間に全てのご家庭の選手・父母にそれぞれの嬉しかった瞬間、
辛かった時期など様々なストーリーがあったはずです。

それらが全て合わさって八王子リトルシニア2011のストーリーとなり、
監督さんを始めとする八王子リトルシニア関係者全ての方々の導きにより
夏の日本選手権大会に挑めた事に心から感謝を致します。

ひとつのステージの終わりは次のステージの始まりを意味します。
八王子リトルシニアでの貴重な経験を誇りにし、
選手達にはこれからの人生を歩んで頂きたいと心から思います。

八王子リトルシニア2011を支えて下さった全ての方々に感謝を致します。

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建物総合事業本部 係長 田中 大輔

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2013年5月24日 (金)

「気付き」と「学び」の知覧研修

私にとっての知覧研修は驚きと学び、
そして今までの自分への反省の連続となりました。

研修に先立ち、多少なりとも予備知識を入れておこうと思い、
戦争に至るまでの時代背景をいくつかの書籍で読み、
総務の方から教えて頂いた映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」を観てから
研修に臨みました。

しかし実際に現地で見たもの・聞いたものは予備知識としていれたものを
遥かに上回る衝撃を私に与えて下さいました。

研修1日目の夜に頂いた資料の中の写真に写っている当時の若者達の表情は
とてもこれから特攻していく悲壮感のようなものはなく、
とても穏やかな微笑をたたえているものばかりでした。

迷いや苦しみがあったはずなのにどうしてこんな表情ができるんだろう?
強い疑問が私の中で生まれました。

しかし研修2日目の朝、富屋旅館三代目女将の鳥濱初代さんのお話を
聞かせて頂いて私なりに1つの解釈に至りました。

おかみさんからの数々の問いかけに対して自分で自分に恥じ入り、
どんどんうつむき加減になっていった頃「あなたの役割はなんですか?」
「使命とはなんですか?命を使うと書くのですよ。どうやって命を使うか?
という事なのですよ。」
と仰れました。

特攻隊の皆さんはそれぞれの環境と価値観の中で自分の役割をしっかりと認識し、
そこに命の使い方を見出されたのではないかと思うと同時に何も考えず、
何も気付かず、たまに気付いたとしても避けてきた自分を
大変恥ずかしく思いました。

そして午後から周った平和記念館にて数々の写真を見た時、
最初に見た時とはまた違った「穏やかな中にも、とても凛々しく力強い決意の微笑」
を感じる事ができ目頭が熱くなりました。

今回このような素晴らしい研修に参加させて頂くにあたり研修を進行して頂いた
株式会社ザメディアジョンの高濱様、私たちを送迎して下さった
アーベル交通の吉永様本当にありがとうございました。

富屋旅館三代目女将の鳥濱初代さんから頂いた貴重なお言葉、
ザメディアジョン山近社長の熱い思い、特攻隊員の方達の決意、
鳥濱トメさんの慈愛に満ちた心、決して忘れません。ありがとうございました。

そしてなによりエイト全スタッフ皆様の力によって研修に参加できた事、
このような素晴らしい機会を与えて下さった白柳社長に心より感謝いたします。

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建物総合事業本部   田中 大輔

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2013年3月27日 (水)

小 さ な 贈 り 物

我が家の食器棚は僕の席の真後ろにあり、
下から2番目の棚はいつの頃からか僕専用の雑貨置き場となってしまっています。

いつも何気なく乱雑にいろいろな物を放り込むので
自分でもそこに何があるのかまったく把握できておらず、
「いい加減かたづけろ」の家族からのリクエストもあり、
渋々ながらも片付けに着手しました。

はじめは面倒臭い気分で始めたのだが、
片付けているうちに色々と懐かしい物が見つかり、
なんだか宝探しでもしているような気分になってきました。

片付けも中盤あたりにさしかかってきた頃、
ある製品のパンフレットの間から何かが床に落ちました。

足元に落ちた「それ」に目をやると、
「それ」は春に幼稚園児の甥っ子から貰った「四葉のクローバー」を
ラミネートした物だった。

貰った記憶は確かにあったのだが、
おそらく何気なくそこに置いてしまったのだろう(反省)。
これをくれた甥っ子の気持ちを考えると
僕のとった行動は非常に残念な行動であり、
改めて甥っ子に対して感謝すると共に自分に対しては大いに反省をし、
これからはなるべく肌身離さず持ち歩く為に
財布のカード入れにその「小さな贈り物」を入れました。

幼な子の無垢な気持ちに感謝します。

Tanaka

建物総合事業本部  田中 大輔

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2012年11月16日 (金)

グランドをつくろう

私の息子は八王子市の硬式野球チームに所属しております。

昨今の少年野球チームを取り巻くグランド事情は大変厳しく、どのチーム
も練習グランドをなかなか確保する事が出来ないのが現状であります。

息子の所属するチームも例外ではなく、グランドを求めて山梨・埼玉まで
毎週のように遠征をしております。

そんな中、市内の鑓水に社有地をお借りする事ができ、8月中旬よりチーム
専用グランドの設営に着工することができました。

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ただ中学生の野球チームの為、資金が潤沢にある訳ではありませんので
グランド作りは所属する選手の父親が中心となって行う事になりました。

いろいろな職業の方がそれぞれ知恵を出し合っての本当に
「手作り」での作業となり、土日のチーム活動の合間を縫って
多くの方がチームの為・選手達の為に協力をして
グランドづくりに参加してくれています。

ようやく整地が終わった段階で、完成にはまだまだ時間が掛かると思いますが
1日でも早い完成をめざして父親達の奮闘はまだまだ続きます。

チームを思う父親達の熱い気持ちに感謝いたします!

建物総合事業本部  田中 大輔

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